★楽器の詳細 ・ホルンで有名な、アレキサンダー社のトロンボーンです。 ・1911年に開発され、1914年頃のカタログには「モデル114」として記載がありました。しかし、同社はシリアル番号管理を近年まで行っておらず、この楽器の詳細な製造年は不明です。 ・その形状(蛇飾り、ロングウォーターキィ、ベルクランツがない等)から、ポザウネとしてではなく、トロンボーンとして開発されたものと考えられます。 ・アレキサンダー社が、本格的に金管楽器の開発をはじめたのは、1872年でした。それ以前は、ワーグナーの依頼でワーグナーチューバの開発などを行っていましたものの、その製造の大半が木管楽器でした。 ・新しい形の楽器を求めていたアレキサンダー社は、1909年に独自デザインのホルン「103」を開発し、またカイザーチューバをはじめとした低音金管楽器で、ホルン、チューバ界隈での地位を確立しましたが、ポザウネはサトラー、フィンケの意匠を参考としているためか、知名度は高くありません。 ・現在のアレキサンダー社では、トロンボーンの製造は行われていないため、とても珍しく、市場に流通しない楽器となります。 【整備内容】 ・スライド調整・ケミカル洗浄・スライド凹出し・半田付×2・外装仕上げ ※古い楽器を多く扱っています。 以下をご了承できない場合は入札をお控えください。 （全品共通） ・部品交換等により、オリジナルとは異なる場合があります。 ・品なため、傷や凹み、修復跡、使用に従う傷、くすみ等が存在する場合があります。 ・基本的にジャンク以外は音が出る状態になっておりますが、ハンドメイド品ゆえの作りの甘さ、経年劣化等により、現代楽器のような扱いができない場合があります。 注意事項 〇一点物になります。 〇こちらは本体とケースです。 〇当方発送前・梱包時等細かく写真にて記録しておりますが、開封後、万が一商品説明と異なる場合には到着後2日以内に速やかにご連絡ください。 ※なお、購入者の荷ほどきや受取後の扱い、使用に伴う故障による返品等はです。 〇故障が非常に怖いのでかなり厳重に梱包いたします。リサイクル資材を使用する場合があります。そのため形が不格好になる場合があります。 〇安くするため、演奏に支障がない場合、軟物交換せずそのまま出荷します。 発送詳細 ・当方指定の駅にて手渡し可能